もみじの家 コンクリート外断熱の快適な空間

冬至の頃、2階の大きな窓から吹抜けを通して1階の奥の奥まで日光が届きます。 外断熱のコンクリートの壁は日光に温められて蓄熱し、夕方以降徐々に放熱するため、床暖房と組み合わせると温度変化が緩やかで、頭の方ほど暖かくなるエアコンの通風より、高さによる温度変化の少ない輻射熱によって快適な環境が保たれます。 コンクリートは冷たい、と思っている方がいますが、断熱と暖房のやり方により、省エネで暖かく、木造よりも温度変化が少ない環境を作ることが可能です。 逆に夏場の日光は庇に遮られて室内に入らないため、外断熱によるコンクリートの内部は洞窟のように涼しい環境が保たれます。 村上建築設計室 http://mu-ar.com/